脳科学に基づいた最先端の認知症予防無料アプリがすごい!効果が認められた認知症予防アプリを紹介します!

認知症は高齢化が進む日本では大変深刻な問題です。

認知症のメカニズムはまだまだ解明されていないこともありますが、今注目されているのが認知症になった後の対処療法だけでなく、更なる進行を遅らせたり発症を予防したりする療法です。

これには生活習慣や食生活を改めたり、運動を毎日取り入れたりといったことがありますが、脳を鍛える脳トレにも大きな期待がかかっています。

認知症は脳神経が何らかの影響を受けて正常に機能しなくなっている状態ですので、この機能を健康な状態に保ち、良い刺激を日頃から与え続けることが大切なのです。

この脳トレで今特に注目され、かつその効果が立証されているものとしてアプリを使って脳トレを行う方法です。

ゲーム感覚で楽しくできることが継続にもつながり、効果を生み出しやすいと考えられています。

そこで今回は認知症予防や対策に効果があるアプリをご紹介します!

 

1.脳トレが認知症に効く理由

2016年国際アルツハイマー病学会で発表されたある研究結果によって、脳トレが認知症の予防に高い効果があることが立証されました。

1998年に開始されたこの研究では約3000人の健常の高齢者を対象にして行われ、認知トレーニングを受けるか全く受けないかの2グループに分けて検証されました。

一方は何らかの認知トレーニングを行い続け、もう一方はそのようなものを一切しないという設定です。

定期的にそれぞれの認知機能を調べて、アルツハイマーの発症を軽減することができるかを追跡調査しました。

10年間にも及ぶ調査のデータを分析したところ、結果は認知トレーニングを行ったグループの被験者ではアルツハイマー型認知症の発症リスクが33%も軽減されたのです。

この研究では特に「Speed Training」と呼ばれる脳トレが使われたのですが、この脳トレには視覚認知と処理速度が組み合わさったトレーニングが含まれていました。

それぞれのトレーニングについて一体どのようなものなのか、そしてその効果を見ていきましょう。

 

視覚認知トレーニング

私たちは普段外からの取り入れる情報のうち80%を視覚に頼っていると言われています。

目から入った情報は視覚によって認知されるために「視覚認知」と呼ばれます。ここで目の前で起きている状況をまずは認知することが最初の情報処理のステップなのです。

次に、認知された情報が脳に送られて、それをどうするかという「判断」がなされます。

その「判断」によって「動作」が決まり、それをする指令が送られるという仕組みです。

<「視覚認知」「判断」「動作」の例>

視覚認知・・・車の運転中、30メートルほど先に自転車が見えた。

判断・・・対向車がいないので安全を確保するために大きく追い越そう。

動作・・・右にウインカーを出し、緩やかに自転車を追い越す。

このような一連の動きを私たちは毎日瞬時に行いながら生活しているんですね。

こうした能力が弱ってしまうことによって発症し、日常生活に支障をきたすようになるのが認知症です。

従って、視覚認知のトレーニングを行うことは認知症予防に効果的なのです。

 

処理速度トレーニング

上で説明した情報処理のステップを踏む際には、より正確な情報を得て正しい反応を示すことが重要です。

運転の例で言うならば、自転車が見えた時に

「自転車がいるからまっすぐ進むとぶつかる/巻き込む」

ということがわかったり、

「追い越しをしたいが対向車はきていないだろうか」

といった更なる確認への動作が遅れてしまうことは重大な事故につながってしまいます。

つまり処理速度とは、情報を受信してから応答するためにかかる時間の速さことです。

この処理速度能力と認知症の関係ですが、2017年に東北大学加齢医学研究所と東北大学学際科学フロンティア研究所が行った研究で、処理速度のトレーニングゲームを4週間続けた結果、認知機能と抑うつ気分が改善されることが実証されました。

この研究でわかった最大のポイントは1日たったの15分という短時間で十分に効果が出るというところです。

高齢者でも取り組みやすく、手軽なので継続しやすい点もこれからの認知症予防として大変期待が高まっています。

 

2.認知症予防に効くおすすめアプリ

視覚認知と処理速度がバランスよく組み込まれた脳トレを実行することが認知機能の維持に重要だということはわかりました。

この点を受けて今では多くの脳トレが開発され、手軽に試せるようになりました。

その中でも挑戦しやすいのがスマホやタブレット端末があれば気軽にできる脳トレアプリです。

しかし脳トレアプリで検索すると想像以上の数が出てきますので、本当に効果があるものなのか判断が難しいのも現状です。

ここでは実際に効果が認められているアプリを中心にご紹介していきます。

 

①Lumosity

注意力、スピード、問題解決能力、柔軟性、記憶力という5つの分野の能力を鍛えるために開発された脳トレアプリです。

日本だけでなく全世界で人気があり、今も7000万人以上の会員が増え続けています。

そしてその人気の理由はスバリこれが脳神経科学に基づいて作られたゲームだと言うことです。

共同設立者のマイケル・スキャンロンさん自身が神経科学研究者であり、その他チーム全体が科学者で構成されています。

「科学をゲームに」と言う名の通り、これまでの科学者たちによる研究をゲームデザイナーと開発者が発展させ、楽しみながらしっかりと脳をトレーニングできるプログラムを作り上げました。

実際、Lumosityを使った研究論文はこれまで12本以上発表されていて医学的にも全世界から注目を集めています。

無料会員と有料会員に分かれていますが、お試しでは無料で十分楽しめますし、5つのうちの3つの種類のゲームを楽しむことができます。

Lumosityをウェブサイトで詳しく確認する→Lumosity

 

②ブレインHQ

ブレインHQは、「脳は何歳からでも鍛えることができる」という科学的理論に基づいて
開発された脳のトレーニングプログラムです。

こちらもLumosityと同じように脳科学分野に精通した100人以上の世界的研究者との共同研究、共同開発によって作られました。

こちらもその効果については70以上の研究論文が発表されていて、東京医科歯科大学医学 脳統合機能研究センターの朝田隆教授は「私が自信をもってお勧めできるのは、脳科学の原理に基いて開発され、その効果が認められた「ブレインHQ」だけです。」と太鼓判を押します。

「ブレインHQ」には23種類もの脳トレエクササイズが用意されていて、レベル設定も700以上。

それでいてスマホやタブレットさえあれば誰でもできる手軽さがあります。

2017年5月の国際アルツハイマー協会でブレインHQについての発表が行われた際には、医療従事者はもちろん認知症ご本人や家族の方の参加も多く見られひときわ注目を集めていました。

会員となるには月額1080円からかかりますが、ネスレの「ウェルネスアンバサダー」になると無料で利用することができるようです。

をウェブサイトで詳しく確認する→ブレインHQ 

 

③物忘れに脳トレ・中高年向け無料アプリ

脳科学的に効果が証明されているものならそれをするのに限ったことはないと思いますが、今までアプリを使ってことがなかったり、操作に慣れるか不安・・・と言った方もいると思います。

そんな方におすすめなのがこの「物忘れに脳トレ・中高年向け無料アプリ」です。

アプリの名前は長いですが、名前の通り物忘れが多くなってきたなと感じる中高年の方向けに作られたアプリで操作もとっても簡単な作りになっています。

内容は単純なものが多く、トレーニングをするのに問題の形式やゲームのやり方を理解せずともできるので最初の導入としてはもってこいと言えます。

本格的な脳トレというよりは頭の体操という感じで、クイズ形式でいろんな問題が出てきます。

なぞなぞや「今日は何月何日?」といった問題、計算や漢字問題などが中心で、小学生でもできるので小さい子がいる家族と一緒に行うこともできます。

お孫さんと一緒に競いながらやる、といった楽しみ方もあるようですよ。

脳トレをやってみたいけど、何から挑戦していいかわからない・・・という方はまずはこのような無料アプリで感覚を掴んでから①や②のアプリで本格的に認知症予防を始めると良いと思います。

アプリをダウンロードする→  iTunes  /  Android

 

3.まとめ

認知症予防として今注目を集めているのが誰でも簡単にできるアプリです。

ゲーム感覚でできて、無料でサービスを提供しているものが多く、何より楽しいので毎日継続して脳をトレーニングできます。

脳トレの認知症予防としての効果については世界中で研究が進んでいて、多くの論文でそれが認められています。

中でも視覚認知と処理速度が組み合わさったトレーニングは認知機能を高め、認知症の発症を遅らせたりすることがわかってきました。

このような最新の脳科学に基づいて脳トレアプリも進化を続け、その効果が認められたものが学会などで発表されています。

今回はその中でも最も注目を集めている2つと、アプリ初心者用としてもう1つを紹介しました。

科学的根拠に裏付けられたこうしたアプリを活用しながら、脳を活性化して認知症への予防に役立ててはいかがでしょうか?