便秘の原因は何気ない行動にあった!便秘が起こる仕組みと対策を徹底解説

便秘に悩んでいる方、そもそも便秘がなぜ起きるのか正しく理解できていますか?

便秘を治すにはまず便秘が起きてしまう背景を知ることが大事です。

私もお通じだけには自信があったのですが、大学を卒業して就いた最初の職場でいきなり便秘になりました。

今まで全く問題がなかっただけにショックは大きく、またどのような対策をすればいいのかも分かりませんでした。

薬に頼るのが嫌だったので知り合いの便秘治療に詳しい医師に相談し、生活リズムを整えることから始めたところ今ではほとんど便秘をしなくなりました。

そこで今回は便秘がちな方や便秘になってしまった方に便秘とうまく付き合って解消につなげるための記事をお届けします。

まずは便秘が起きる原因から。そしてそれに合わせた自分でできる対策をご紹介します。薬に頼るのも良いですが、まずはできるところから日頃の生活週間を見直してみましょう。

 

1.便秘の原因

原因【1】ストレス

腸には600腸個以上もの腸内細菌がいることは案外知られているかもしれませんが、1億もの神経細胞があることを知っている人は少ないかもしれません。

実は腸と脳は似た者同士。

腸はその神経細胞の多くから「第二の脳」とも言われているほどなんです。

ストレスがかかると頭痛が起きたり、夜寝られなくなったりしますが、お腹をこわしやすくなるという人も多いのではないでしょうか?

これはストレスを脳だけでなく腸の神経細胞が敏感に捉えて、それに反応するからなんです。

心の影響をストレートに受けやすい腸なので、ストレスが多い人ほど便秘になる傾向も強くなります。

ストレスが原因でなる便秘はその名の通りストレス性の便秘と呼ばれます。でもどうしてストレスがかかると内臓機能に支障が出てくるのでしょうか。

それは自律神経(交感神経と副交感神経)の働きによるものです。どういうことか分かりやすく説明しましょう。

 

内臓が動くのは副交感神経のおかげ

私たちは日頃意識をすることなく食べたものを消化して体に栄養を取り込んでいますよね。このように、自分で意識しなくても体が動くのは副交感神経が優勢で働いていてくれるおかげです。

交感神経は運動や仕事などの活動に必要で、副交感神経は眠ったり食べ物を消化したりする時に必要になります。

そして、交感神経は緊張状態を作り出し、副交感神経はリラックス状態を作り出します。

つまり、腸の活動が正常に働くには副交感神経が機能する状態、リラックス状態でなければならないんですね。

これが、交感神経が優位になって緊張状態が続いてしまうと腸はうまく機能することができずに便秘がちになってしまうのです。

これを裏付けるように以下のような経験をしたことはありませんか?

旅行先で便秘になる

残業が多くなると便秘になる

悩みを抱えこんだりすると便秘になる

これらは環境の変化や外的要因によって緊張状態を常に作り出す交感神経がオーバーワークすることによって便意が起こりにくくなるからです。

 

原因【2】何気ない行動

腸の働きを正常にするには副交感神経が作り出すリラックスした状態でいることが重要だということが分かりました。

でも単純に「リラックスした方が良い」と言われても困ってしまいますよね。

リラックスした状態に近づけるには、まず自分がどのようにして日頃から必要以上に緊張状態を作ってしまっているのかを理解する必要があります。

これを理解できると実は何気ない行動が便秘を悪化させてしまっていることに気づけるかもしれません。

ここでは便秘が悪化すると言われている主な7つの要素を考えていきます。

要素①食事の量が少ない

ダイエットしている人は特に食事制限などで十分な栄養が取れていないか、取れていても偏っている場合が多くあります。

食べる量が減ると健康な便の形成に必要な食物繊維も不足します。

老廃物はきちっと排出しないと食事を減らしても肌荒れやその他の健康被害につながりますので、量は極端に減らさずにバランスを考えて野菜中心なものにしたり冷たいものは控えるなどの食事法を取り入れてください。

 

要素②冷え性

冷え性で悩んでいる方、代謝やむくみの大敵は実は便秘の味方でもあったんです。体が冷えた状態は交感神経が優位な緊張状態を作ってしまいます。

腸の活動が活発になるには良い血液循環も必要ですので、冷えて血行が悪くなると腸の動きも停滞してしまいます。

お腹に冷たいものを入れない方が良いのは腸内細菌の活動を弱めるだけでなく、腸そのものの動きを弱めるという理由からなのです。

冷え性に悩んでいる方は便秘の改善のためにも対策をしっかりする必要があります。

 

要素③水分不足

便秘症の患者が増える季節はいつだと思いますか?

実は年に2回、夏と冬と決まっています。

その理由はどちらの季節も体内の水分量が著しく低下してしまう傾向にあるからです。

夏は暑いので汗をかいて水分を失います。

冬は寒いために水を飲むことを無意識的に控えて水分量が少なくなります。

便を作るには十分な水分が体になくてはなりません。夏場と冬場はいつも以上に意識して水分を取ることが大事なのです。

 

要素④運動不足

普段動かない便秘の人が、少しのウォーキングやストレッチ、体操で便意をもよおすというのはよく聞く話です。

実は歩くだけでも腸が刺激されて腸の運動が促されるんです。

また、腹筋が弱い人は便を押し出す力も弱いために腸に便が留まってしまう原因をも作り出しています。

 

要素⑤睡眠不足

先ほどの説明でもありましたが、交感神経と副交感神経が働くべき時に働くことで私の体は正常に機能することができます。

自律神経が崩れると自然と様々なところに影響してくるので、生活リズムが崩れて十分な睡眠が取れない(=リラックス状態になれない)と腸の働きを低下させ便秘がちになります。

 

要素⑥便意を我慢してしまう

朝バタバタしてトイレの時間を確保できない人や、職場では大きい方はどうしてもできないと便意を我慢してしまう人は多いと思います。

しかし、このように自然の便意に逆らっていると感覚がどんどん鈍っていくので最初はあったはずの自然な便意自体が起こりにくくなってしまうのです。

 

要素⑦薬に頼りすぎてしまう

便秘がちで薬の手を借りること自体は問題ではないのですが、すぐに薬に走るような癖がついてしまうと服用量も多くなっていきます。

その時その時だけだったはずの便秘薬が常用薬になると腸がもともと持つ力が低下していき、そのうち薬なしでは排便できない腸になってしまいます。

 

2.自分でできる便秘対策は?

腸に優しい生活

まずはストレスをかけない生活リズムを取りかえすことが腸の健康を長期的に見ても大事なことです。

不規則な生活や仕事の量など、自分の中でコントロールするには限度があってもまずは改善できるところを見直してできる範囲でいいので始めることが肝心です。

意識的に取り組めることとしては、

  • 1日1〜1.5リットルの水分を摂る
  • 腸に良いとされているヨーグルトなどの食品を積極的に摂る
  • 激しい運動はできなくてもウォーキングなどを取り入れる(歩く時間を増やす)
  • 明日できることは明日に回し、寝られる時は寝る
  • 5分でいいので無心になりリラックスできる環境を作る

 

などがあります。

こうしたことの積み重ねが心身に良い影響をもたらして、腸の活動も必然的に活発になります。

単純に体によくないこと、ストレスとなることと言われていることはそのまま腸にとってよくないことと考えましょう。

 

おすすめリハビリジュース

上記に加えて特に改善したいのは食生活です。

やはり食べ物が直接届く腸には良い栄養をダイレクトに送ってあげることは便秘解消の近道でもあります。

でも忙しくて毎日作っていられない人や食材を買う時間もない人もいるでしょう。

そこで是非おすすめしたいのが便秘のリハビリジュースと呼ばれているものです。

リハビリと呼ばれるのは弱まってしまった腸の働きを正常なものへと回復するという意味があるからです。

私たちは体の一部を怪我した時、例えば足首を骨折してしまったというような場合、リハビリをして機能を回復しようとしますよね。

腸も一緒です。

便秘が癖となり、もともとある機能が十分に果たせないようであるならば、正常に戻るようにリハビリをしてあげれば良いのです。

これに食べ物からアプローチするのがリハビリジュースです。誰でも簡単に作れるので、毎日の1杯に是非追加してください。

<リハビリジュースの作り方>

用意する食材

  • りんご
  • バナナ
  • セロリ
  • にんじん

それぞれ2分の1ずつ用意したら、適当な大きさに切ってミキサーへ

そこにエキストラバージンオイルを大さじ1混ぜる

たったこれだけです!

 

 

3.まとめ

便秘に悩まされている方は手っ取り早く薬で解決してしまう方も多いと思います。

たまに起こる便秘はそのような解決でも良いですが、長期的に腸の健康を考えた場合はできるだけ自然な方法で腸の働きを取り戻す努力も必要です。

ストレスが思い当たる方、そうは言っても忙しすぎて対策ができない方、何か一つでもいいので今の自分にできることはないか探してみましょう。

そして徐々に全体的な生活リズムを整えられるように今日から一歩を踏み出せれば良いのです。

それまではサプリなどの力を借りるのも一つの手。

できる範囲で少しずつ便秘解消につなげていってください!