あなたは大丈夫?ビジネスや日常でよくある英語の間違い、解説します。

最近職場で英語を使う機会が増えたという話を周りでよく聞くようになりました。

職場以外にも家族や友達などを通して外国人と接することもたまにあると思います。

2020年は東京オリンピックもありますし、英語をブラッシュアップしたい方もいるでしょう。

そんなみなさんに、今回は日本人がよくしがちな英語のよくある間違いをご紹介したいと思います。

英語は完璧に話せなくてもコミュニケーションは取れますが、誤解はなるべく避けたいものです。

以下にご紹介するのはとっても簡単でよく使われる表現・単語ばかりです。

簡単なルールですので、このさい全部覚えてリアルな英語を身につけてください^^

 

1.”Congratulation!”

「おめでとう!」と何かを讃えたりお祝いしたりする時の言葉ですね。

これのどこに問題があるでしょう。

実は最後に付くはずのsが抜け落ちてしまっているんですね。

正しくはこの通り。

“Congratulations!”

これは大変多いミスですので、カタカナで「コングラッチュレーションズ」と覚えてしまった方が良いかもしれません。

気軽なバージョンとして短くする言い方がありますが、こちらも

“Congrats!”となり、最後にsは必ずつきます。

カードやメールなどで書かれる際にもsが抜けている場合がよく見られますので、注意してくださいね。

例文:

A: I’ve got an offer from the job I wanted!

(やりたかった仕事からオファーがもらえたの!)

B: Congratulations, that’s amazing!

(おめでとう、すごいじゃん!)

 

2.”I don’t care.”

これは訳だと「どうでもいい」「なんでもいい」というような意味になります。

日本人が思っているよりもかなりネガティブな表現だということをまずは覚えてください。

そして、この表現を「(〜で)構いません。」や「どちらでも/なんでも大丈夫です。」という意味で使ってはいませんか?

“I don’t care.” はその事柄自体に全く関心がなく「勝手にすれば」という意思が相手に伝わります。

投げやりな時、イライラしている時、干渉されたくない時、もしくは本当にどうでもいい時に使われる表現なんですね。

ですから喧嘩している時などに出てくる言葉になります。

これでは礼儀をもって「どちらでも/なんでも構いません」という時には全く不向きです。

何かの選択肢を問われた時にどちらでも良い場合や、好みを問われ特に希望がない場面では “I don’t mind.”を使いましょう。

“I don’t mind.”は

「こちらから希望するところは特にないですよ」

「あなたの意思・判断に任せますよ」

「どちらにしても喜んでやりますよ」

という意思が伝わる表現ですので、この違いをよく理解するようにしてください。

例文:

A: Can I put you in the first point of contact for this project?

(このプロジェクトの問い合わせ担当になってもらってもいいかな?)

B: I don’t mind.

(構いません。)

 

3.”I feel bad.”

これは日本語では「申し訳ない」に近い意味を持つ表現です。

何かをしてしまって自分が悪いと感じている、ということなんですね。

ところがこれを「気分が悪い」という体調を説明する際に使っている人が結構います。

確かに直訳としてわからないでもないですが、これでは相手を混乱させてしまいます。

気分がすぐれない時には

“I don’t really feel well.” (体調があまり良くないみたいで・・・)

という表現を使いましょう。

他にもクラクラした時は

“I feel dizzy.”

吐き気を伴う時は

“I feel sick.”

症状を具体的に言いたい場合は

“I have a terrible headache.”や

“I have a sore throat.”という風に言っても良いと思います。

とにかく、”I feel bad.”は申し訳ないという気持ちを表す表現ということを覚えておきましょう。

例文:

A: Shall I bring these documents to upstairs if you are done?

(この資料だけど終わったなら上に持って行こうか?)

B: Oh that would be great but it’s a lot. I feel bad.

(ありがたいけど結構な量から悪いよ。)

B: Don’t, I’m going up anyway!

(全然、上にあがるついでだから!)

4.”Fight!”

こちらは和製英語からくる間違いだと思います。

英語では「戦え!」「いけ、やれ!」というような意味になり、どちらかというとボクシングのリング上で聞くようなイメージです。

ですから相手を鼓舞する時の「頑張れ!」としてはふさわしくありません。

相手を応援する言い方は様々ありますが、”Fight!” はその一つではないことを覚えておきましょう。

では「頑張って!」という気持ちを伝えるにはどうすれば良いでしょう。

以下を参考になさってください。

“Break a leg!”

“Good luck!”

“All the best!”

“You can do it!”

海外生活が長い中で圧倒的に良く聞かれるのは”Good luck”です。

「幸運を祈ってるよ!」と訳す方もいますが、口語としては「頑張って!」に一番近い使われ方をします。

この一言が言えれば問題ないでしょう。

例文:

A: My interview is tomorrow.

(明日面接なんだ。)

B: Good luck, you will nail it I’m sure!

(頑張って、絶対うまくいくよ!)

 

5.information / advice / equipment / training

こちらはどれも複数形にしてしまいがちな単語です。

information(情報)やadivce(アドバイス)は日本語だと数えて表すことができますが、英語では数えられないものとして認識されています。

Equipmentやtrainingもその仲間の一つです。

こうしたものを文章の中で使う時は、

Some information

A lot of advice

A piece of equipment

Sets of training

などという便利な表現があるのでセットで覚えるのが良いと思います。

ちなみに、trainingはtraining sessionなどという単語になると複数でも表現できるので、

3 training sessionsといった形になります。

また逆に、可算名詞のquestionはなぜか複数形のsがよく落とされて使われています。

“Do you have any question?”ではおかしいので、

“Do you have any questions?”と言いましょう。

例文:

A: Could you give me some advice on my presentation?

(プレゼンについてアドバイス頂けないでしょうか?)

B: Sure, let’s meet up around lunch time.

(もちろん。昼ごろにミーティングしようか。)

 

6.”I look forward to meet you.”

「お会いできるのを楽しみにしています」という定型文ですね。

どこがおかしいかわかりますか?

文法的な問題ですが、”look forward to〜”の後ろは必ず名詞形が続かなくてはならないんですね。

つまり修正すると

“I look forward to meeting you.”になります。

これは日本人の間では非常によくある間違いです。

〜するのを楽しみにしている、といいたい場合は ing を付ける!と覚えておきましょう。

また、名詞であれば良いので、

“I look forward to it.”と単純に言うこともできます。

ただし、これは it の指す内容をお互いわかっているという前提で使うようにしてくださいね。

例文:

Thank you for all of your hard work to prepare the conference.

We look forward to meeting you.

(カンファレンスの準備本当にありがとうございました。

 お会いできるのを楽しみにしています。)

 

7.”What are you listening?”

これは私が留学したての頃に実際にネイティブの友達からよく注意された文法です。

Listenという単語は、聞いているものに対して前置詞の to を付けないといけないですよね。

中学で習う基礎中の基礎ですが、前置詞の感覚が鈍い日本人にとってはなかなか理解しづらい点でもあります。

正しくは

“What are you listening to?” となります。

適当な英語を話していてもあまり直されることのなかった留学生活でしたが、こればかりはネイティブの耳に非常に不自然に聞こえるようで、毎回指摘されました。

Listenは是非toとセットで覚えてしまいましょう。

例文:

A: Are you listening to me?

(人の話聞いてる?)

B: Of course I’m listening to you.

(もちろん聞いてるよ。)

 

8.”I don’t understand.”

非常に単純ですが、厄介な「わかりません」という表現。

“I don’t know.”ときちんと区別して使い分けられていますか?

“I don’t understand.”は直訳で「理解しません。」となるように、その人が言っていること自体に理解が追いついていない時に使います。

「どういうことか理解ができない」

「言っている意味がわからない」

という意味になりますので、「あなたの話に私の頭ついていけてませんよ」ということが相手に伝わります。

一方 “I don’t know.” は直訳だと「知りません。」となるように、まずはその問いに答えられる知識があるかどうかで使われます。

知っているか知らないかは自分でわかることですので

「わかりません。」と訳されます。

ただし”I don’t know.”には他にも自分だけで判断したり断定できない時にも答えを濁す意味合いで使われます。

「私には判断できません」

「わかりかねます」

という感じになります。

そしてもう少し踏み込むと、消極的に賛成できないという意思も表すことができます。

「どうでしょう・・・」

「それは如何なものかと・・・」

といったところでしょうか。

ですので、単純な「わかりません」と言いたい場合でもその場の状況などを考えてどちらがふさわしいのか考えて使うようにしてくださいね。

例文:

A: Do you know why she quit in the middle of negotiation?

(交渉中だったのになんで彼女いきなり辞めたんだろう?)

B: I don’t know. I guess she thought that was the best option.

(知らない/わかんない。それが一番良い選択肢だと思ったんじゃないの。)

A: I don’t understand.

(理解できないわ。)

 

9.”Thank you for your mail.”

間違いとしては最近はあまり見かけなくなったように思いますが、まだまだ使っている人もいるようです。

日本ではメールといえば電子メールのことを指しますが、英語のmailは普通は郵便・郵便物のことを意味します。

もちろん電子メールのことを言っているのだろうと察しが付く場合もありますが混乱を避けるためにもemailとeを必ず付けましょう。

また、相手が

“Can you mail the documents to me?” と言ってきた場合は、メールの添付ではなく郵送してくれと頼んでいると理解してください。

どちらかわからない場合は確認しても良いと思います。

とにかく電子メールは常にeを付けたemailが基本ということを抑えておきましょう。

例文:

A: Have you received the mail I sent to you few weeks ago?

(数週間前に郵便物を送ったのですが届いていますか?)

B: No we haven’t. We will check the reception once again.

(いいえまだです。受付にもう一度確かめてみます。)

A: Ok no worries. I will send them via email now.

(それなら大丈夫です。メールにて今からお送りします。)

 

10.”Can you repeat that please?”

最後は少し番外編です。

この表現には何もおかしなところはありません。

相手の言ったことが聞き取れなかった時に復唱を頼む言い方ですよね。

ただし、これを言って相手が繰り返した後でもわからなかった、なんてことありませんか?

これは、聞き取れなかった理由が

(1)雑音などでうまく聞こえなかった、のか

(2)言っている意味がよくわからなかった、のか

によって大きく変わってきます。

もし(1)ならば繰り返して聞くことで理解することができるかもしれません。

でももし(2)であった場合、同じことを2回言われたところで2回目に理解できるという保障があるでしょうか?

そんな時は、代わりに

“Can you rephrase that please?”と言ってみましょう。

つまり、言い方を変えてもう一度同じ主旨の質問をしてくれるように頼むのです。

こうすれば最初に聞かれた質問と、2回目の質問を合わせて、何が聞かれているのを想像することができます。

英語圏の方は

“Can you repeat it?”と言われると、言ったことを忠実に繰り返してくれます。

そこで、同じ質問をされても困る時には言い方を変えて聞いてもらうという裏技があるんですね。

海外旅行などでも便利ですので、是非マスターしてみてください。

例文:

In a cafe (カフェで)

A: Excuse me, is anyone sitting here?

(すみません、ここ誰か座っていますか?)

B: Sorry, could your rephrase that again?

(ごめんなさい、もう一度言い直してくれますか?)

A: Um, can I take this chair?

(えっと、この椅子借りてもいいですか?)

B: Oh yes of course you can.

(あ、はい、もちろんです。)

 

いかがでしたでしょうか。

これから将来英語を使う機会もどんどん増えてくると思います。

良い印象でコミュニケーションを取るためにも、なるべく誤解の生じない正しい英語の使い方で英会話を楽しみたいですよね。

是非復習しながら英語のスキルを上げていってください^^