フランス人と日本で結婚する手続き③魔の婚姻要件具備証明書

今回は『2.準備書類は何?ー必要書類準備編ー』の後半をお届けします。

2017年1月29日 プロポースされる

2017年2月4日 実家の両親にスカイプで報告

2017年2月5日 日本行きチケット購入 ⇦ ここまでのお話はこちらの記事を。

2017月2月5日以降 リサーチ、必要書類準備 ⇦ ここのお話はこちらの記事を。

2017年3月1日 超重要項目に気づき大パニック ⇦ ここのお話

2017年4月5日 チャキ単独で日本に帰省

2017年4月29日 旦那日本到着

2017年5月9日 無事?婚姻届提出

 

 

婚姻届を提出する際に必要な書類の一つ、婚姻要件具備証明書

こちらを取得するために、淡々と準備を進めていた私たちですが、3月初旬とんでもない事実に気づきます。

フランス大使館のホームページには、その驚愕の事実、はっきり書いてあったんですが、焦っていたのか二人して見事に見逃していました。(以下抜粋)

  • Quatre semaines environ pour les personnes qui résident au Japon

  • Variables pour les personnes qui résident en dehors du Japon (un mois et demi minimum, compte tenu des délais d’affichage et de transmission par courrier)

(婚姻要件具備証明書の申請をしてから、実際に証明書が発行されるまでの期間が書かれています。)

簡単に訳すと、

  • 申請者たちが日本に居住している場合は4週間程度

  • 日本国外居住者についてはまちまち(郵送期間などを考慮して最低でも1ヶ月半)

 

・・・・・・・・・・。

 

日本国外居住者(=私たち)は 

(ー中略ー) 

最低でも1ヶ月半・・・!!!!!

 

・・・モウ ケッコン ヤメタイ。

 

そもそもどういうプランでいくはずだったかと言うと、

3月中旬・・・戸籍謄本、出生証明書、旦那の新パスポート取得。

3月下旬・・・戸籍謄本の翻訳準備。他すべての書類をまとめてファイリング。

4月上旬・・・ファイルを持って私だけ帰国。着いたらすぐにファイルをフランス大使館へ送付。

4月下旬・・・旦那来日。

5月上旬・・・無事に婚姻要件具備証明書を取得。

5月中旬・・・婚姻届提出。

 

婚姻要件具備証明書の取得まで4週間かかる、という計算でいたわけです。

がしかし。この事実を知った後は

 

3月中旬・・・戸籍謄本、出生証明書、旦那の新パスポート取得。

3月下旬・・・戸籍謄本の翻訳準備。他すべての書類をまとめてファイリング。

4月上旬・・・ファイルを持って私だけ帰国。着いたらすぐにファイルをフランス大使館へ送付。

4月下旬・・・旦那来日。

5月上旬・・・無事に婚姻要件具備証明書を取得待つ。

5月中旬・・・婚姻届提出待つ。

5月下旬・・・英国へ発つ。

6月中旬・・・婚姻要件具備証明書が届く見込み。

6月下旬・・・書類は揃ったけど本人たちがいない。

 

5月には結婚できないかもしれないショックと、気づかなかった自分のいい加減さに泣きたくなりました。(実際少し泣きました。)

 

焦りまくった私たちはまずフランス大使館に泣き寝入り。

「婚姻要件具備証明書って日本国外にいると本当に1ヶ月半かかるんですかあ!

これどうにかしてこの期間早めることできませんかああああ!」

 

するともう1ヶ月近くお世話になっている担当者から

「できないこともないっすよ。」

 

・・・で、できないこともないんですかああ!!

 

担当者によると、そもそも婚姻要件具備証明書が発行されるには、結婚するフランス人の方が「独身だし、結婚できますよ」ということを証明する期間が必要なのだそう。

具体的には、旦那の地元の役所の掲示板に、

『この人が結婚したいそうですが、異議のある方いますか』

という趣旨の公的文書が張り出されます。

10日間掲示して問題なければ、その役所から婚姻要件具備証明書が発行され、日本のフランス大使館に郵送される、という段取りなんだそうです。

日本に居住していない場合、住民票もフランスにあるのでこのような面倒な手続きになるんですね。

 

つまり、

婚姻要件具備証明書の申請書類をフランス大使館が確認(2〜3日)

公的文書の発行をフランス大使館から地元の役所に申請(1週間)

地元の役所で公的文書を発行(3〜4日)

公的文書の掲示(10日間)

役所で婚姻要件具備証明書を発行(3〜4日)

婚姻要件具備証明書を地元の役所からフランス大使館に郵送(1週間半)

 

と、甘く見積もっても5週間以上

最低1ヶ月半は脅しではなくこうした背景があるのです。

 

ただし。

ここで重要なのは、こうした書類を郵送という手段で行っていることなんですね。

そこで私たちの担当者は、これを代わりにメール(スキャン)で行えれば2週間くらいは早められると言ったんです。

ただし、メールでのやり取りは特別な配慮なので、フランスの役所の方から直接了承をもらって初めて大使館が実行できるとも言いました。

 

早速、旦那のツテをフルパワーに活用し、役所で働いている知り合いに連絡。

役所からフランス大使館宛てに「メールでやり取りOKよ」という一報を入れてもらいます。

 

しかし2週間早めても最初のプランだとやはりまだ間に合わない可能性大・・・。

 

そこで、今から戸籍謄本以外の書類をすべて日本に送り、戸籍謄本が届き次第、私の両親からフランス大使館に郵送してもらう、という強行策を思いつきます。

3月8日、戸籍謄本が実家届く。そのスキャンを送ってもらい、超特急で翻訳を作成。

3月9日、すべての書類をファイリングしたものを日本へ郵送。一番早くてトラッキング機能がついたプランでなんと70ポンド払って送りました。。。

3月15日(夜)、書類日本に到着。

3月16日、母が無事大使館に送付し、

3月17日には大使館に申請書類すべてが届いたようです。

 

最初の予定から見ると、以下のようになりました。

 

3月上旬・・・戸籍謄本の取得をまたずに他の全書類を日本に送付。

3月中旬・・・戸籍謄本、出生証明書、旦那の新パスポート取得戸籍謄本を同封したすべての書類を母がフランス大使館に送付

3月下旬・・・戸籍謄本の翻訳準備。他すべての書類をまとめてファイリング待つ。

4月上旬・・・ファイルを持って私だけ帰国。着いたらすぐにファイルをフランス大使館へ送付待つ。

4月下旬・・・旦那来日待つ。

5月上旬・・・無事に婚姻要件具備証明書を取得。

5月中旬・・・婚姻届提出。

 

このように、あたふたしながらようやく婚姻要件具備証明書の申請までこぎつけました。

必要以上のストレスと急な出費、毎日繰り返した大使館とのやり取り・・・本当に大変でした。

国際間の手続きは結婚に限らず、計画的に準備することが重要です。

でも計画的に進んでいると思っても、人間どこかで大事な項目を見落としてしまうもの。

私たちのようにならないためにも、準備の段階で資料に目を通す時はどうか面倒くさがらず、一語一句熟読するようにしてくださいね。

 

次回は、いよいよ婚姻要件具備証明書を受け取って、役所で夫婦となる手続きをします。

『3.準備書類は何?ー婚姻届提出編ー』お楽しみに!

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