国際結婚で失敗しないために今から考えるべき6つのこと

外国人ダーリンとの結婚について真剣に考えているあなた。

大きな決断に踏み切る前に考えてほしいことがいくつかあります。

最近は国際結婚も珍しくなくなってきましたが、その半分近くは離婚してしまう厳しい現実もあります。

後で「もっと話し合っておけばこんなことには・・・」とならないためにも、今回は是非6つの項目について考えることをおすすめします。

 

1.住む場所

生活の拠点になる場所は、お相手の国、日本、または第三国のいずれかになると思います。

どこの国でどのくらいの期間2人で生活していくのかということは、結婚前に必ずよーく話し合ってください。

出会いが日本でも結婚後は相手の国に行くこともあるでしょうし、逆の場合もあると思います。

どんなパターンだとしても、2人の間で将来についての共通認識が持つことが何より重要です。

ここがしっかりしていれば、想像した範囲の現実の中で暮らしていけるでしょうし、考えられる将来の課題に前もって準備することができます。

私の旦那はフランス人ですが、出会いはイギリスでした。

その後1年以上の遠距離を経て今またイギリスに戻って暮らしていますが、今後は日本に数年、その後はフランスに住む予定にしています。

第三国のイギリスで暮らすという選択肢を取らなかったのは、主に以下のような理由があります。

  • どちらの母国でもないので、外国人という行政上のハンディキャップがある
  • 英国EU離脱問題による居住権喪失の可能性
  • 里帰りする場所が2つあるので1年に1回はどちらにも帰ることが難しい
  • イギリスで暮らして生きたいという願望が薄い

こうした理由により、いずれかの国に拠点を置くことには合意ができました。

問題だったのはここからです。

私は結婚する前からずっと、いつか数年でいいから2人で日本で暮らしたいと彼に話していました。

いずれフランスに移住したとしても、私の故郷に住むということを彼には体験してもらいたかったですし、家族になるステップとしては欠かせないと思っていました。

ところが、私の考えでは2~3年(あわよくばもっと長く)と考えていた期間を、彼は10年や20年と理解していたそうです。

それにより、まだ日本語も全くできない彼は一気に将来に不安を抱き始め、もはや婚約破棄状態に・・・。

そこから出来るだけお互いの希望を具体的な数字で話し合い、認識にズレがあったとわかりました。

住む場所というのは、毎日ご飯を食べて、仕事をして、コミュニティを形成していくところです。

ここが具体的にシェアできていないと、必ずどこかで期待が合わずに、結婚生活は破綻してしまうでしょう。

移住への不安や語学の面でも、不安があるなら今のうちに正直に相手に打ち明けましょう

そして、お互いが思い描く将来の生活環境を具体的に話しあって、同じ理解のもとに結婚に踏み切れるようにしてください。

歩み寄る努力ができれば、どんなに不安があっても2人にあった未来図を描くことは可能です。

 

2.お金のこと

かなり現実的な話になりますが、これも国際結婚においては非常に重要です。

理由は簡単。

お金や財産の扱いは、それに関する法規制等も含めて国によってさまざまだからです。

私は今の旦那と結婚する前に、夫婦間の財産契約を結びました。

西洋では、結婚する際に将来のことを考えてこうした財産契約を結ぶことが主流です。

例えば離婚したりどちらかが亡くなったりしたときに発生するややこしい財産の帰属を、結婚の時点ではっきりさせておく、というものです。

こう言うと、結婚するときに最初から終わりがあるようで嫌だなとも感じますよね。

でも結婚を考える相手なのです。もしものために将来の財産の行方を話し合うことは、むしろ当然のこと。

財産契約はあくまで例ですので、もちろん私たちのように財産契約をした方が良いと言っているのではありません。

ただし貯金の計画、銀行口座の種類や数、家計のやりくりなどは大まかでもいいので話し合っておいてください。

どんなことにはお金をかけたいかや節約できるのはどんな出費なのかという点も重要です。

お金は大事ですので、ロマンチックではないかもしれませんがここはしっかりと。

 

3.仕事と家事のバランス

国際結婚に限ったことではないですが、文化の違いを挟むと仕事と家事に対するそもそもの考え方も違ってくるのでここはしっかり話し合いたいところです。

例えば旦那の母国フランスでは、女の人が結婚したら家庭に入るという考え方がありません。

これは男女の平等やフェミニズム的なところがあるというよりも、そもそも結婚とキャリアは全く関係ないというところからきています。

妊娠や出産に関してもそうです。マタニティの時間だけ専念し、あとは仕事に戻るのが一般的。

女性は家で家事をこなすもの、というスタイル自体に理解がない感じです。

もちろん、日本でもバリバリ頑張る既婚女性はたくさんいらっしゃいますし、社会全体の意識も高まっていると思います。

フランスだから、日本だから、ということだけではないですが、必然的に文化的考え方は影響します。

私の知り合いの国際結婚カップルは、旦那さんがドイツ人で奥さんには家のことだけしていてほしかったそうです。

ところが私の友達(奥さん)はできる限り働きたいというタイプ。

プロポーズされてから、2人の折り合いがつくまで徹底的に話し合ったそうです。

1年ほど時間がかかりましたが、今は夫婦円満。

あの時に時間をかけて良かったと言っていますし、私もそう思いました。

あなたにとって何が大事か、相手にとって何が大事か、そして2人が幸せに暮らすにはどこで折り合いをつけられるか

仕事と家事は避けて通れない毎日のルーティーンですので、お互いの考えをしっかり話し合っておきましょう。

4.帰省ルール

国際結婚ではどちらか一方の、またはどちらもが故郷とは離れた土地で暮らすことになります。

まとまった休みが取れる時は、ほとんどの場合がどちらかの(あるいはどちらにとってもの)里帰りとなるでしょう。

忙しい仕事の関係などではそもそもしっかりとした休暇がいつも与えらえるとは限りません。

また、国境を越えた里帰りは当然のようにお金がかかります

それでも1年に1回は必ず親の顔が見たいという気持ちはあって当然ですので、2人の間で帰省のルールを決めておくことは大事です。

そのために常に貯金をしたり、これこれの時期(クリスマス、感謝祭、などなど)はどんなに忙しくても時間を作ろう、という努力ができます。

2人が分かりあっているのであれば、「帰れるときに帰れればいい」というのでももちろん構いません。

結婚は決して2人だけのことではないですので、帰省に関しては親御さんのご希望なども是非考慮してあげてください。

帰省ルールをしっかり考えることは長続きする国際結婚の基礎を作る大事な一歩です。

 

5.親の介護

これは大変重要で国際結婚をするうえでは悩んで悩んで悩み続けるトピックだと思います。

一人っ子や片親の場合など環境や人それぞれですし、人生はいつ何が起こるかわかりません

昨日まで元気だった人が明日も元気でいる保証なんてありませんから・・・。

でもだからこそ、もしものことを考えてお互いの親の将来について話し合うことは大変重要です。

また、離れて暮らしていても万が一の時は生活の拠点を変えるなどという覚悟や柔軟性も必要です。

知り合いの国際結婚カップルはロシア人の女性と日本人男性です。

結婚後は5年以上日本に住んでいて、その後も日本に住む予定だったそうです。

ところが奥さんのお父様が倒れて入院することになり、それをきっかけに数年前に2人でロシアに移り住みました。

お父様の介護とお母様の心のケアのためでしたが、結局お父様が亡くなったあともロシア生活は数年続いています。

現在はまだ様子見ですが、また日本に戻ることも検討しているそうです。

また、違う例ではお母様の介護のために1年に2~3回ほど一か月単位で日本に帰国している奥様もいらっしゃいます。

施設を希望される親御さんや、日本にいる兄弟が協力してくれる場合もあるでしょう。

自分だけでなく相手の方の親御さんのこともありますので、後回しにせず、話せるときに少しずつ話し合ってください。

親の介護の問題で離婚に至る国際結婚カップルは本当にたくさんいますが、話し合って見つかる選択肢はあるはずです。

将来を見つめるということはこうしたことすべてを考えるということ。

見て見ぬフリをせず、今のうちからしっかり向き合ってみてください。

 

6.子どもについて

将来子どもを持つことを考えていないカップルも大勢いると思いますので、関係ある人だけ読んでいただければ結構です。

私たち夫婦は最近結婚したばかりですので、それこそ子どもの話はまだ「いつか」の話です。

個人的にはまだ仕事でやりたいこともあり、真剣に考えるところには至っていません。

でも将来的な話は旦那としますし、向こうも今はまだそうした環境ではないと思っています。

でのこの「いつか」はいつ来るかわかりませんし、いざとなって違う価値観を持っていると前に進めません

例えば、バイリンガルを目指すのか、それぞれの国の教育費の違いはどうか、どんな環境で育てたいか、などなど。

今はまだ具体性に欠けても、なんとなくの時点から考えをシェアすることが大事です。

そして歳を重ねて考えが変わったりするたびにまたそれらを更新していければいいのです。

私の母は私を海外で出産しました。

「怖くなかったの?」と聞くと

「3回目だから大丈夫だと思ったの〜」

やはり、母は強し、です。

今の私は出産を日本以外でするなんて考えられませんが、いつか母のようにどーんと構えられるようになるのかもしれません。

母子が受けられる社会保障も国によって違うと思いますので、そうした点もいろいろとリサーチしてみてください。

 

 

いかがでしたでしょうか。

国際結婚にはほかにも様々な問題がついてまわります。

その中には急に突きつけられる予期せぬ事態もありますが、今から話し合っておけることもたくさんあります。

あなたと相手のこれからを決める大事な決断です。

すべてを話し合ってから結婚する必要はないですが、少なくとも話し合える環境をいつでも持てる相手を選んでくださいね。