フランス人と国際結婚後、姓の変更するかしないかで迷っている人へ!苗字変更のメリット・デメリット教えます。

フランス人の方とご結婚された皆さん、もしくはご結婚予定の皆さん、苗字の変更で迷っていませんか?

私も今の旦那との婚姻手続きでいろいろと考えさせられました。

国際結婚って本当に何かと書類の準備などが大変ですよね。

姓の変更もその一つだと思います。

私の場合は結局旧姓をそのままにすることにしましたが、迷っていた時はこのトピックに関してまとまった情報があれば・・・とすごく思いました。

そこで今回は国際結婚後の姓の変更についてメリット・デメリットを見ながら迷っている方の参考になればと思います。

フランス人と限定していますが、他の外国人のケースでもほとんど当てはまることですので広い目で読んでいただけると幸いです^^

 

1.国際結婚後の姓について知っておくこと

まず、国際結婚をする時は日本とお相手の国(今回はフランス)の両方で婚姻の手続きを完了する必要があります。

婚姻手続きの方法としては

  • 日本で婚姻しフランス大使館に報告するか、
  • フランスで婚姻し日本大使館に報告するか、
  • 第三国で婚姻しそれぞれの大使館に報告するか・・・

などの方法があります。

さて、日本での婚姻が認められるとあなたは新しい戸籍の筆頭者になります。

これは外国人が日本の戸籍で筆頭者になることができないからです。

代わりに外国人の配偶者はあなたを筆頭とした戸籍に加わるという形になります。

この時、自動登録させる姓は旧姓のままということになります。

 

2.国際結婚で認められている姓の変更

日本人同士の婚姻の場合は新しい戸籍はどちらかの姓に統一されて登録されますよね。

でも国際結婚の場合はこのように戸籍上で姓を統一するという法律が適用されません。

ですので、外国人と婚姻をする時は以下の3つの選択肢が与えられます。

  1. 旧姓のまま(夫婦別姓)にする。
  2. 相手の姓にする。(姓の変更)
  3. 複合姓/ダブルネームにする。(姓の変更)

1.の場合は何もせず婚姻届を出して受理されれば完了です。

2.は婚姻届の際もしくは6ヶ月以内に氏の変更届けを出す必要があります。(ただし6ヶ月以降ですと家庭裁判所に行く必要があるので要注意です。)

3.自分と相手の姓を組み合わせるダブルネームも可能ですが、これは婚姻から6ヶ月以内であっても家庭裁判所にいく必要があります。

ちなみにですが、外国人の方が日本の姓になるには日本国籍を取得しない限りはできません。

 

3.姓を変更した場合のメリット・デメリット

それでは早速姓を変更した場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット①:夫婦としての一体感が得られる

姓を相手の方のものに変更することのメリットはもはやこれしかないと言っても良いくらいです。

やはりせっかく家族になるのですから、姓を統一したいという人が多いのではないでしょうか。

私も彼もこの点では一緒でしたし、将来子どもができた時にどちらかの姓を名乗るのは少し抵抗がありました。

姓が統一していると夫婦という周りの認識も早いと思います。

しかし何と言っても同じ家族になるんだ、という一体感が姓の統一からは得られると思います。

私の周りで国際結婚し、お相手の姓に統一したカップルはこの点で変えて良かったと言っています。

メリット②:家族全員が同じ姓を名乗る

これは特に将来子どもが欲しいと思っている方には重要かもしれません。

先ほど書いたように、外国人が日本姓を名乗ることはできませんので夫婦で外国人の姓が戸籍上に載ります。

こちらに生まれた子どもも入るので、子どももその姓を名乗ることになります。

1.の発展系ではありますが、家族全員が同じ姓となることが重要だと考える場合は検討すべき点だと思います。

メリット③:周りに印象が強く残る

これは国際結婚して相手の姓になった友達によく聞く話です。

自己紹介でカタカナの苗字を名乗ったり、名刺に書かれていたりするのでまずそこから話題になるそうです。

そしてそこから出会いなどを話したりして、すぐに顔と名前を覚えてもらえるのだとか。

最近は海外旅行に行く人も増えてきたせいか、

「フランスなら去年の夏休みに行きましたよ!」

なんていう話でも盛り上がったりするようです。

 

デメリット①:諸文書の変更が必要になる

姓を変更する場合の最大のデメリットはやはり他の様々な書類の変更手続きでしょう。

以下のようなものを全て変更する必要が出てきます。

  • パスポート
  • 免許証
  • 保険などの誓約書
  • 印鑑
  • 銀行口座

最初姓を夫にすることを考えていた私は、こうした変更手続きの面倒くささだけですぐに考え直しました。

ちなみにパスポートに関して言えば、希望すれば()括弧書きで相手の姓を併記することができます。

公式な文書にお相手の名前が欲しい!というレベルであればこうした対応で十分ではと思います。

デメリット②:フランスでの諸手続きに不都合が生じる可能性

これは事実関係などは定かではありませんが、フランスの日本大使館ホームページにこう書かれています。

フランスにおいては、婚姻後も旧姓を維持する習慣があります。このため、フランス人と婚姻しても日本の姓は変える必要はありません。

もし戸籍上の姓を変更すると滞在許可証申請時など、諸手続の際に不都合が生じることがあります。

これを読む前やリサーチをする前はむしろ逆かと思っていた私。

夫婦であるということが苗字を見ればすぐに証明できるのでビザなどもスムーズに進むのでは・・・と思ったんですね。

フランスに住む国際結婚した友人に言わせると、姓の変更によってそのような差があるかは分からないが、フランスでは別姓であっても何かと夫の姓を名乗ることが多いとのこと。

旧姓を残しても社会的に夫の姓を使うのであればわざわざ面倒な手続きをして変える必要がないのかもしれませんね。

デメリット③:初対面、電話対応などが面倒

これは必ず聞かれることです。

あまりにもぶっきらぼうに「すみません、なんですか?」と言い返されることは少なくても

「え?」と一瞬沈黙が流れるのは日常茶飯事なんだとか。

私だったらそれくらい慣れるのだろうと思いますが、いちいち気になって嫌気がさしてしまうような人は検討すべきかと思います。

むしろ、姓の変更はしなくても職場などではダブルネームを名乗ったりする人もかなりいます。

海外では戸籍上の名前と一般的に本人が使っている名前がバラバラなんてことは結構あるんですよ。

 

4.姓を変更しない場合のメリット・デメリット

それでは姓を変更せずにそのままにするメリット・デメリットはなんでしょうか。

メリット①:何もする必要がない

これは上で述べた姓の変更にかかる諸手続き、姓を変更したことによる諸手続きなどを全てする必要がないということです。

今まで通り、パスポートも銀行口座も変わらず使用し続けることができます。

面倒くさがりな私にはこれはかなりのメリットです・・・。

メリット②:特に困ることがない

姓の変更をしなかった国際結婚カップル10組に聞き取り調査したところ、

「メリットはズバリ、デメリットがないこと」

でした笑。

別姓にしていて今まで特にトラブルになったりしたことがないということです。

これは日本でもフランスでも同じだということです。

メリット③:自由が効く

すでに書きましたが、戸籍上がどうであれ社会的にどう名乗るかはその人次第なのでその点で自由があります。

会社では旧姓のみでも個人メールの署名ではダブルネームなど、自分なりにルールを決めても良いでしょう。

 

デメリット①:いちいち説明する煩わしさ

先ほど

「メリットはデメリットがないこと」

とご紹介した通り、正直旧姓をキープすることで発生するデメリットは特にないようです。

あえて言うなら

「結婚したのになんで同じ苗字じゃないの?」

というような質問にいちいち答える煩わしさでしょうか。

国際結婚では姓を統一する必要がないということを知っている人はあまりいないので、事実婚や恋人関係と勘違いする人もいるようです。

ただしこれも気にするかどうかは個人によりますよね。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

国際結婚によって姓を変更すべきかそのままにすべきかメリット・デメリットをご紹介してきました。

私の場合は結果的に変更しないという結論にたどり着きましたが、重要なのは出した結論にあなたとお相手の方が納得することです。

考え方は人それぞれ、カップルそれぞれです。

メリットとデメリットをわかった上で2人でよく話し合って、決めてみてください。

たかが名前と思うか、されど名前と思うか、いずれにせよ、大事な人生の一歩を踏み出した2人に幸あれです!