外国人と結婚したら!配偶者ビザ/在留資格の申請・必要書類を徹底解説!

外国人の方と無事ご結婚された皆さん。

まずはおめでとうございます^^!

そして婚姻の手続き、本当にお疲れ様でした・・・!

さて、ここでは外国人の配偶者の方を日本に呼んで一緒に生活することを考えている方に、配偶者の在留資格申請について解説したいと思います。

よく「配偶者ビザ」や「結婚ビザ」と呼ばれますが、正式には「日本人の配偶者等」の在留資格です。

これがないと外国人の旦那様や奥様が日本で生活することができません。

それではその在留資格の申請はどのように行えばよいのか、早速見ていきましょう!

 

1.査証(ビザ)と在留資格の違いって?

この2つの違いを理解できないと外国人を日本に呼ぶための手続きにもつまづくと思いますので、まずはしっかり確認しておきましょう。

在留資格

在留資格とは外国人が日本に滞在する根拠となるもので、「出入国管理及び難民認定法」に定める活動を行うことができる資格であり、「あなたは、XXXの活動をするために日本に滞在してもよい」と示すものです。

日本貿易振興機構(ジェトロ)より抜粋

つまり外国人が日本に滞在するために必要な資格ということです。

逆を言えばこれがないと滞在できないということになります。

「出入国管理および難民認定法」には27種類もの在留資格が定められています。

ちなみに観光で滞在する外国人はみな「短期滞在」という在留資格を持っているんですよ。

そして、私たちが一般的によく使う「配偶者ビザ」や「結婚ビザ」は正式な法律用語ではありません。

正式には「日本人の配偶者等」の在留資格となりますので、この機会に覚えてしまってください。

査証(ビザ)

ビザは、在外の日本公館(大使館や領事館)で発行されるもので、2つの役割があります。

  • 1つは、外国人が持っているパスポートが有効なものだということを証明すること。
  • もう1つは、ビザに書かれた範囲であれば日本に入国させても大丈夫だと推薦すること。

入国審査官はこれを元に審査するわけですが、ビザ自体が滞在を保証するものではありません。

「この人のパスポートは本物で、日本に入れても良さそうです。」

ということが確認できるだけですので、滞在の許可は審査官の審査の結果によるんです。

 

2.入国と上陸の違いって?

外国人が日本に来る場合この2つの違いはわかっておいた方が良いでしょう。

入国とは、日本の領海・領空に入ることをいいます。

つまり飛行機や船で日本の領海・領空に入った時点でもうすでに「入国」したということになります。

その後空港等について審査を受けますが、これを実は上陸審査と言います。

ここの審査を通って日本の領土に足を踏み入れると「上陸」となるんです。

つまり、空港まで来て審査に通らなかった場合は

「入国」したが「上陸」はできなかった、ということになります。

 

3.外国人配偶者が日本に来るまでの流れ

一連の流れがわかっていると何をまず始めればいいのかがわかるので、まずはこちらをおさえましょう。

①日本にいる日本人配偶者が、外国人配偶者の「日本人の配偶者等」在留資格を申請

②在留資格がもらえたら原本を外国人配偶者の元へ郵送

③外国人配偶者がその国の日本大使館・領事館で査証(ビザ)を申請

④「日本人の配偶者等」在留資格を取得してから3ヶ月以内に日本に入国

⑤空港等で外国人配偶者がパスポート、ビザ、在留資格認定証明書を提示し入国審査を受ける

⑥外国人配偶者がパスポートに上陸許可の証印を受ける。日本に中長期在留する場合は「在留カード」が交付される。

⑦在留資格で認められた期間で楽しい日本での生活のはじまり〜!

 

4.「日本人の配偶者等」在留資格の必要書類は?

外国人の配偶者を日本に呼んで滞在できるようにするのが「日本人の配偶者等」の在留資格です。

在留期限は5年、3年、1年又は6か月の4種類が規定されています。

この資格の申請に必要な書類は法務省ホームページに載っています。

1.在留資格認定証明書交付申請書 1通

2.写真(縦4cm×横3cm) 1葉

申請前3か月以内に正面から撮影されたもの。

3.配偶者(日本人)の方の戸籍謄本 1通

申請人との婚姻事実の記載があるもので、発行日から3か月以内のもの。

4.申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書 1通

5.配偶者(日本人)の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの) 各1通

発行日から3か月以内のもの。

6.配偶者(日本人)の身元保証書[PDF] 1通  

7.配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 1通

発行日から3か月以内のもの。

8.質問書[PDF] 1通

9.スナップ写真(夫婦で写っており,容姿がはっきり確認できるもの)2~3葉

10.392円切手(簡易書留用)を貼付した返信用封筒

返信用封筒には,あらかじめ宛先を記載する。

11.その他

(1) 身元保証人の印鑑

(2) 身分証明書

必要書類において注意すべき点

注意1.

審査の過程において上に挙げられた以外の資料を求められる場合もあるそうです。

その中には以下のようなものが言われています。

  • 過去のラブレター
  • 過去のメールのやり取り
  • 送金の領収書、通帳のコピー
  • 電話の明細票
  • 写真(デート、結婚式、神社、両親や親族と一緒等)
  • 親族の概要(履歴書など)

注意2.

提出資料が外国語で作成されている場合には,日本語訳を添付してください。

注意3.

原則として提出された資料は返却できないので、返却を希望する場合は申し出でください。

 

5.「日本人の配偶者等」在留資格の申請方法は?

「日本人の配偶者等」の在留資格は、日本人の配偶者が日本で申請します。

①申請書類を準備し、住んでいる地域の管轄の入国管理局で申請。

 お近くの入国管理局はこちらで確認できます。

②結果が出るまで2〜3ヶ月ほど待つ。

③無事に在留資格認定証明書が交付されたら、原本を外国人の配偶者の元へと郵送。

 この時コピーを最低1部は手元に保管しておきましょう。

ここまで出来たらあなた(日本人側)のお仕事は終了です。

あとはあなたの外国人配偶者がこの在留資格を持って査証(ビザ)を取りに行きます。

 

6.査証(ビザ)の取得方法は?

査証(ビザ)は外国人配偶者が住んでいる国の日本大使館・領事館で申請します。

①ビザの申請書と申請に必要な書類を住んでいる国の日本大使館・領事館に確認。

 住んでいる国によって内容が異なるので、必ず各在外公館に問い合わせる。

②ビザ申請書、その他必要書類、在留資格認定証明書を持って日本大使館・領事館で申請。

③ビザ取得後に日本へ渡航。ただし、在留資格認定証明書の有効期限は3カ月なので、くれぐれも交付から3カ月以内に日本に入国する。

 

6.在留資格申請において気をつけたいこと

さて、在留資格についていろいろと説明してきましたが、私も実は今から夫(フランス人)の在留資格を申請する一人です。

ですが、リサーチを進めるうちに自力ではなく在留資格手続きを専門とする行政書士さんにお願いしたいと考えるようになりました。

現在、入国管理局への日本人の配偶者等ビザ申請の約7~8割が偽装結婚といわれて、審査が非常に厳しくなっているのだそうです。

そして、自力で申請して不許可になる場合にはいくつかのパターンが存在するようです。

  • 年の差(年齢差)カップル
  • 離婚歴がある場合
  • 身元保証人の収入が少ない
  • 身元保証人が無職、または就職したばかりの場合
  • 交際期間が短い場合
  • 写真などの物的証拠が少ない場合
  • インターネットを介して知り合った場合
  • 仲介業者を介して知り合った場合

私の場合、イギリスでの海外生活が長かったために日本での収入がまだあまりありません。

これからの手続きでは就職したばかりになり、私の扶養能力が足りないとみなされてしまうかもしれません。

行政書士さんに申請を代行するにはそれなりのお金がかかりますが、2人の大事な将来に関わることですので慎重に確実にいきたいと思います。

行政書士さんとの面談とやりとりもこちらでレポートする予定です!

ちなみに、多くの行政書士さんは最初の面談を無料で行っています。

話だけでも聞いてみたいと思う方は是非利用してみてはいかがでしょうか。

こちらで全国の行政書士さんを検索することができます。

 

 

いかがでしたでしょうか。

在留資格の手続き、一言で言うとまさにチームワーク!!!

婚姻の手続きでもそうでしたが、国際結婚は結婚してからもした後もとにかく共同作業のオンパレードです。

しょっぱなから夫婦の絆が試されているような感じもしましたが、こうしたことを一つ一つ乗り越えて初めて一人前の夫婦になれるのでしょう。

皆さんも幸せな生活の第一歩を気持ちよく踏み出すためにも、お相手の方と協力して頑張ってくださいね!