倦怠期の意味、原因と本質とは?正しい理解で乗り換える7つの方法

最近「彼氏/彼女/夫/妻との関係がマンネリ化している」と感じていませんか?

昔はこんなんじゃなかったのに・・・

ちょっと飽きちゃったかも・・・

なんて感じたら、倦怠期にいるのかもしれません。

倦怠期は、ある程度付き合いのあるカップルや夫婦には必ずと言っていいほど訪れる期間です。

でも正しい理解がないままただの危険信号だと思い込んで、単純に別れを選択する人も少なくありません。

そこで今回は倦怠期に悩む全ての人に倦怠期の正しい理解の仕方と原因を詳しく解説します。

そして、そこから見えてくる乗り越え方を7つご紹介します。

 

1.倦怠期とは?

倦怠期とは

『いろいろなことに飽きがきて嫌になる時期』のことを言います。

何事にも言えることですが、新しいことは新鮮でワクワクしますよね。

恋愛関係であればドキドキして一緒にいるだけで心臓が高鳴ったりします。

それは初期の段階であればいたって自然なことです。

でも一緒にいる時間が長くなればなるほど相手のこともわかってきますので、「知らないこと」が少なくなっていきます。

相手のことを知れば知るほど信頼関係は築けるでしょうが、言動や思考に「たかが知れる」ようにもなってしまうんです。

このように、倦怠期に入るには以下のようなプロセスが生じています。

①相手のことがわかってくる

②新鮮さが薄れ、慣れてくる

③慣れてくると同じ発見が続き、飽きてくる

④飽きがくると刺激を感じなくなる

⑤つまらない、嫌だなと思うようになる

最終的には好きな相手に対してネガティブな感情を持つようになってしまうのです。

そしてこうした感情の中で相手や相手との関係を判断してしまう時期が倦怠期なんです。

 

2.倦怠期は科学的に証明されている!

以前はドキドキした相手がつまらないと感じてしまう倦怠期。

倦怠期を科学的に証明する物質があるのをご存知でしたか?

それが「フェニルエチルアミン (PEA)」』という恋愛ホルモンだと言われています。

何かに集中しているときなどに分泌されますが、特にドキドキした時や性的興奮の時に出される脳内物質です。

これが出されることで脳が興奮状態になったり快感を得たりできるんですね。

ですから、いわゆる一目惚れや恋に落ちた状態という時にはこのPEAが脳に溢れている状態を指します。

問題は、このPEAはずっと分泌され続けることがないということです。

言い換えると、ある一定の期間をすぎると分泌されなくなってしまうんです。

PEAによって脳は不安や緊張状態にあり気分が高揚しますので、ある意味トランス状態を続けて生活はできませんよね。

よって、一時的なものであるためにドキドキを以前ほど感じられず「倦怠期」に入ってしまうのです。

具体的には半年〜3、4年を迎える頃だと言われています。

付き合い始めて数ヶ月後もしくは安定期と思われる3年以降に倦怠期に入ると言われるにはこのような科学的な理由があったのです。

 

3.倦怠期において理解すべきポイントまとめ

ここまでのことで倦怠期について正しく理解しておくべきポイントをまとめたいと思います。

  1. 倦怠期とは『いろいろなことに飽きがきて嫌になる時期』
  2. 倦怠感を感じるにはPEAという恋愛ホルモンが関係している
  3. PEAは半年〜3年ほどで分泌されなくなる
  4. これは誰にでも起こることなので倦怠期を迎えるのはいたって自然なことである

以上をわかった上で重要なのは倦怠期はある一定の期間をことを指すということです。

つまり、今の状態が倦怠期であったとしてもどのような形にせよ倦怠期には終わりがくるのです。

ここにカップルに最大の危険が潜んでいます。

倦怠期を自然なことと捉えて前向きに乗り越えることができるか、もしくは情がなくなったと判断して別れてしまうか・・・。

安易な判断に任せる前に大事な相手との大事な関係を守るために乗り越える方法を見ていきましょう。

 

4.出会った頃の思い出をシェアする

2人が出会った頃のことを思い出してみましょう。

どんなことがきっかけで、どんな場所で、そして相手のどんなところに惹かれたのでしょうか。

あの時言われた一言が心にしみた

あの時こうしてくれたことが嬉しかった

そのようなことが誰しもあるはずです。

このように、出会った頃の2人を思い出してそれぞれでシェアしてみましょう。

今でも覚えている言葉や場所、シーンなどをできるだけ細かく相手に伝えてみましょう。

面白いことに大体の場合、あなたが覚えているストーリーと相手が覚えているストーリーには違いがあります。

同じ日のことでも相手が感じたことと自分が感じたことも全く一緒ではないんですね。

このように、知っていると思い混んでいる自分や相手の新しい発見が出てきます。

新鮮さが薄れてくる倦怠期の時期には試してみましょう。

 

5.ミステリーデートをする

ミステリーツアーならぬミステリーデートを敢行しましょう。

ルールは簡単、相手には行き先ややることなどを一切伝えずにデートをするのです。

これには、倦怠期に入ったかな?と感じる原因の一つにデートなどがワンパターン化しているというものがあるからです。

ワンパターン化すると人間いくら好きな人といても飽きがきてしまうものです。

そこに新鮮さを持ち出すためにも今まで全く考えもしなかったアイディアをこの際試してみましょう。

相手を驚かせたり喜ばせるにはどうしたらいいかな、と悩み考えることも大事です。

同棲している方はできるだけその日の集合前には相手に合わない工夫ができると良いです。

友人宅や実家に行くなどして1人の時間を作り、少しの緊張感を持ってデートに臨みましょう。

また、デートの案は周りに意見を求めると想像もしなかった案がもらえることがありますよ!

 

6.ドキドキポイントで外面を改革する

どんなに中身が全てだと言っても外見が魅力的なことにこしたことはありませんよね。

「人間やっぱり性格でしょ!」と言っても、

パジャマのような格好でいる相手とレストランに行きたいと思うでしょうか。

慣れてきてしまっても最低限の身だしなみや美に対する意識はある程度持っていたいものです。

倦怠期だと感じるカップルでは、自分磨きをしなくなったという原因も多くあるようです。

最初は相手の気を引くためにいろいろと努力したことも、付き合ってしまってからは全くなくなったという人も少なくないでしょう。

倦怠期だと感じているのですから、これはむしろ2人を盛り上げるチャンスです。

  • お互い恋愛感情を持つ相手にはどんなところに期待するのか
  • どんな服装を試して欲しいのか

など、できる範囲のところで素直に言い合い、できる範囲で実行に移しましょう。

私の場合は相手を髪型から全てトータルコーディネートし、

「こんな感じが好きなんだ〜」

とわかりやすく伝えてみました。

それから大事な席やイベントなどでは同じようなスタイルを選ぶようにしてくれています。

 

7.不満を言い合う

どんなことも素敵に見えていたあの頃とは一変、相手の嫌なところが目につくようになっていませんか?

倦怠期には相手の小さいことにも不満を持つようになったり、出会った頃には感じなかったことに気づくようになります。

これは科学的に言うなれば、PEAの分泌によって高揚していた脳では働きにくかった理性が冷静さを取り戻すことによって正常に動き出した結果とも言えます。

「忙しい」や「疲れた」と言って本当のコミュニケーションをとっていないことも倦怠期の原因になりやすいと言われています。

それでも好きで一緒になった相手のはず。これからも一緒にいるためにしっかり向き合って話し合ってみましょう。

物足りなさがどこからくるのか、その中でどんな努力が出来るのかを真剣に考えてみましょう。

「言ったってどうせわかってくれない」と言う方はわかってもらう伝え方ができているかを自問自答してみましょう。

コミュニケーションは2人でするもの。一方的では伝わりません。

不満を伝える上で大事なのは、全てを1回で伝えようとしないことです。

どんなに聞き分けの良い人でもたまったものを一気に出されるときついですよね。

クッションをおくことで自分でも冷静になり、フェアな要望かどうかわかります。

 

8.「ありがとう」を口に出す

不満を出すだけじゃあいけません。

多くの時間を共有してきた相手には不満も出てくるでしょうが、感謝もそれ以上にあるはずです。

恥ずかしいからと普段は口に出さないかもしれません。

でもどんなに通じ合っていると思う相手でも口に出さなければ伝わるものも伝わりません。

実際、感謝の気持ちを伝えると相手以上に自分がとても清々しい良い気持ちになります。

そして相手も普段言い慣れないことに照れてしまっても感謝を言われて嫌な気持ちになる人はいません。

そして、こちらが素直になったことで向こうも素直になりやすくなります。

相手を好きになった理由や素敵だと思うことをしっかりと言葉にして、感謝の気持ちを「ありがとう」と示してみましょう。

これまでの思い出や関係にすがるのではなく、もう一度2人という大事な絆を再構築してください。

 

9.2人で一緒に新しいことに挑戦する

相手の方と趣味が合わないという人も多いと思いますが、それを理由に2人で何かをすることも限られているのではないでしょうか。

デートをするにもレストランに行ったり映画をみたりといったことに限定されていると思います。

そこに一工夫入れて、全く違うことに一緒にチャレンジしてみてください。

相手の新しい一面を見るだけでなく、自分の新しい一面も発見できてそれを相手にみてもらうことにもなります。

最近流行りのボルダリングなどの運動系は、気持ちと一緒に体もリフレッシュするのに最適です。

他にも私や私のカップルが試した例として以下のようなものがあります。

  • 行ったことのない場所に徒歩で出かけてみる
  • 社交ダンスにチャレンジする
  • 家の小物をDIYする(壁紙を張り替える、戸棚を作るなど)
  • Meetup.comで興味のあるグループを探してミーティングに参加する

 

発想をフルに働かせて2人で何かを始めるきっかけにしましょう。

 

10.カップルカウンセリングを利用してみる

日本人には抵抗があるかもしれませんが、カップルカウンセリングを試すのも方法の一つです。

認知度も低いのが現状ですが、欧米では利用者の数は年々増えています。

2人の関係性で本気で悩んでいるならばプロの力を借りて解決することも視野に入れるべきです。

カップルカウンセリングでは主に以下のような問題を扱っています。

  • 別居や離婚の危機
  • セックスレス
  • 不信感
  • コミュニケーション不足
  • 不妊治療にからむ問題
  • なんとなくギクシャク
  • 育児や教育方針の違い

ご覧の通り、内容は幅広くカップルそれぞれの悩みに対応してくれます。

カップルカウンセリングというからには2人一緒でのカウンセリングになります。

悩みの相談から解決まで2人で取り組むことが大切なんです。

ただし、カウンセリングというだけあって費用がかかります。

相場としては1回70分ほどで1万〜2万かかってしまいますので、この点もよく相談して決めるようにしてください。

自分たちだけでは行き詰まってしまうようであれば、第三者と一緒に解決するのもできるということです。

 

11.まとめ

いかがでしたでしょうか。

倦怠期に入ると自分や相手の気持ちが愛情なのか単なる情なのかさえわからなくなってしまいがちです。

倦怠期はホルモンの働きも関係しているほど誰にでも起こる自然な流れです。

ですから、「昔はこんな風に思うことなかったのに・・・」と1人で考えずに2人の問題として解決策を探すことが大切です。

その人を好きだと思う気持ちから一緒になったこと、そしてこれからも大切にしていきたいからこそ悩むことなのです。

原因は様々ですが、それに応じた乗り越え方もたくさんあります。

今回ご紹介したようなことの中で、できることから一つずつ試してみてください。

自分と相手に向き合う大事な期間だとポジティブに捉えましょう。

倦怠期に聞こえる悪魔のささやきに惑わされずに、目の前にいる大切な人と一緒に理想の形を作っていってくださいね。